まさ爺です。
「最近、夫婦で話すことが減ったな……」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
子どもが独立して、ようやく夫婦ふたりきりの時間が戻ってきた。
定年後も見えてきて、「これからは自分たちの時間だ」なんて言っていたのに——
いざ二人きりになると、なぜか会話が続かない。
はじめに 「夫婦の時間が増えたのに、なんだかギクシャク…」【夫婦でジム通い】

何を話せばいいかわからない。
同じ家にいるのに、気まずい沈黙が流れる。
昔は笑いあっていたのに、今はテレビの音が頼り。
「これでいいのか?」
「夫婦の関係って、こんなもの?」
正直、俺もそうだった。
いや……そう「してしまって」いた。
このように、夫婦の時間が増えたにもかかわらず、会話が減り、ギクシャクした関係になってしまうことは、50代・60代の夫婦にとって珍しいことではありません。
しかし、今からでも遅くはありません。
夫婦で共通の楽しみを見つけることで、再び会話が増え、笑顔が戻ってくることがあります。
今回は、夫婦で始める中高年ジム通いについてご紹介します。
この記事が、あなたとパートナーの関係を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。
このままでいいの?ふたりの時間が「余白」になっていく不安【夫婦でジム通い】

「なんか最近、夫と何話していいか分からないのよね」
「お互い、スマホばっかり見てて、目も合わない」
「週末も一緒にいるけど、心ここにあらずって感じ」
——こんな声、最近よく耳にします。
子どもが手を離れたら、夫婦ふたりの時間が増える。
一見、それって「理想的なこと」のように聞こえますよね。
でも実際は、
その時間が「空白」のように感じられてしまう人も少なくありません。
子育てが終わったあとの「夫婦のギャップ」
一緒にいるのに、気まずい。
沈黙が長くて、何を話していいか分からない。
——そんな空気、ありませんか?
これは「夫婦仲が悪いから」じゃないんです。
むしろ、これまで「しっかりやってきた夫婦」ほど陥りやすい状態なんです。
なぜなら、これまでの会話の中心には——
「子ども」のこと、「仕事」のこと、「家のこと」
いわゆる「家族を運営するための会話」があったから。
でも、それが一段落した今、
いざ「ふたりきり」になると、話題がなくなってしまう。
「俺たち、何のために一緒にいるんだろうな」
——なんて、冗談交じりに言ったこと、ありませんか?
「なんとなく寂しい」「言葉が減った」の正体
この「なんとなくの寂しさ」、
正体は「共有しているものが少なくなったこと」にあるのかもしれません。
たとえば、同じドラマを観て感想を言い合うとか。
一緒にスーパーへ行って、今日の晩ご飯を決めるとか。
散歩中に見かけた花の名前を調べるとか。
——そんなささいな「共通体験」が、夫婦の会話を自然に生み出す。
でも、最近はどうだろう?
同じ空間にいても、別々の時間を過ごしていないだろうか?
俺の場合もそうだった。
仕事が忙しくて、疲れて帰ってきて、
「ただ黙ってテレビを見て、寝るだけの毎日」だった。
「話す」より「楽」だったんだ。
でも、楽を選び続けた先には、「心の距離」が広がっていた。
「もっと早く気づけばよかった」
——今でも、そう思う。
いま、ほんの少しでも「これでいいのかな」と感じているなら、
それは決して無視しちゃいけない「サイン」です。
ふたりで築いてきた日々を、
これからの時間でもっと“あたたかいもの”にしていく。
その可能性は、まだまだ残されています。
そんな夫婦にすすめたい「ジム通い」という選択【夫婦でジム通い】

「会話がないなら、無理に何かを話さなくてもいいじゃない」
「もう何十年も一緒にいたんだし、今さら……ねえ?」
——そう思いたくなる気持ち、よくわかります。
だけど、「放っておく」と、
ふたりの距離はゆっくりと、でも確実に離れていく。
だからこそ、いま一度、
「夫婦で共通の体験を持つ」ことが大切なんです。
夫婦で始めると続きやすい、ジムという「共通体験」
「でも、うちの夫は運動嫌いで……」
「ジムなんて若い人のものじゃないの?」
——そんな声も、実際によく耳にします。
けれど、実際にジムに通ってみると、
中高年のご夫婦、意外と多いんです。
平日の昼間、土曜の朝、日曜の午後。
少し余裕のある時間に、ふたりでウォーキングマシンを並んで歩く。
おしゃべりしながら、ストレッチをして、ちょっと笑って帰る。
「それだけでいいんだ」って思える時間が、そこにはあります。
俺自身、最初は「ジムなんて絶対に続かない」と思ってた。
いや、正直に言えば「面倒くさい」「恥ずかしい」って気持ちのほうが強かった。
でも、あのとき、妻とふたりで“なんとなく”始めたジム通いが、
いつしかかけがえのない時間になっていたんです。
「何かに集中してるときの妻の横顔が、好きだった」
「今日も行くの?なんか楽しそうだね」って、
同僚に言われることが、ちょっと嬉しかった。
夫婦で一緒に何かをやるって、
言葉よりも、心が近づく瞬間があるんですよね。
とくに「体を動かす」という行為は、
理屈じゃなく、気持ちが軽くなる。
「今日はどのマシンやる?」
「少し筋肉痛だけど、がんばって行くか」
そんな小さなやりとりが、
いつのまにか、ふたりの暮らしの“ハリ”になっていく。
「体を動かす」だけじゃない、想像以上のメリット
ジム通いの良さは、決して健康面だけじゃないんです。
✔ ふたりで同じ予定を立てる
✔ 会話のきっかけが自然に生まれる
✔ 家では見せない表情に気づく
✔ 日常に「ほどよい刺激」が生まれる
✔ 自分の身体や心にも、前向きな変化が出てくる
これは実際に通ってみないと、
なかなか想像できない“副産物”かもしれません。
「最近、なんか雰囲気が変わったね」
「前よりもイキイキしてるよ」
そんな言葉をもらったこともある。
でもね、一番うれしかったのは——
妻がふと、帰り道で言ったこのひと言。
「最近、あなたと一緒にいる時間が、すごく好きよ」
あのとき、もっと一緒に歩いていればよかった。
もっと早く、「共通の楽しみ」を持てていれば——。
そんな後悔があるからこそ、
いまこの記事を読んでくれているあなたには、
ぜひ、夫婦でジム通いという選択肢を持ってほしいと思っています。
俺が気づいた「もっと早くやればよかった」という後悔【夫婦でジム通い】

人は、失ってからじゃないと気づけないことがある。
いや、
「気づかないようにしてた」
「見て見ぬふりをしてた」
——たぶん、それが正しい。
もし、あの時に一緒に歩き出せていたなら
あの頃、妻が「運動でも始めようか」って言ったことがある。
でも俺は、適当に流した。
「そんな時間ないよ」「疲れてるんだから勘弁してくれよ」って。
本音を言えば、
「一緒に何かをするのが、なんとなく照れくさかった」んだと思う。
いま思えば、あのひと言が“きっかけ”だったのかもしれないのに。
「一緒に何かやりたい」
——あれは、妻なりのサインだったんだ。
俺は、気づけなかった。
いや、気づかないフリをしてた。
そうしているうちに、時間は過ぎて。
ある日突然、「もうその人はいない」という現実だけが残った。
「もっと、一緒に過ごしていればよかった」
「たった週1回でも、何かを一緒にやっていれば」
——そんな後悔が、今も胸の奥に残っている。
いま、この記事を読んでくれているあなたへ
夫婦の時間って、「いつまでもある」ように思ってしまう。
でも実際は、当たり前のようで、当たり前じゃない。
ふたりで過ごす時間には、
「有限」という名前のカウントダウンがある。
だからこそ——
「今」始めることに、意味があるんです。
共通の楽しみを持つ。
同じ方向を見て歩き出す。
その一歩は、きっと想像以上に、夫婦の関係を変えてくれる。
俺は、その「一歩」を踏み出すのが遅すぎた。
でも、あなたには間に合う。
この文章をここまで読んでくれた、あなたになら——。
まずは「見学」からでOK。小さな一歩をふたりで【夫婦でジム通い】

「でも、いきなりジムに通うなんて、ハードル高いなぁ……」
そんなふうに感じる方も、きっと少なくないと思います。
とくに、運動習慣がなかったり、
そもそも「夫婦で何かを始める」なんて久しぶりという方にとっては、
気持ちのハードルはなかなか高いですよね。
でも、最初から頑張らなくていいんです。
いきなりジム通いじゃなくていい
まずは、見学だけでも構いません。
ウェブサイトをのぞいてみたり、
近所のジムの雰囲気を見に行くだけでも、立派な第一歩です。
「どんな雰囲気かな」
「通ってる人の年齢層は?」
「スタッフさんは感じがいいかな?」
そんな「偵察ごっこ」みたいな感覚で、
ふたりで出かけてみるのも、ちょっとしたワクワクになるはず。
そして大事なのは——
「続けられるか」より、「一緒に楽しめそうか」を見てほしいんです。
夫婦のどちらかが無理して合わせる形になると、続きません。
でも、「ちょっといいかもね」って、
お互いに感じられる瞬間があれば、それがスタートの合図です。
目的は「運動をすること」じゃなくて、
「ふたりで、共通の時間を過ごすこと」。
この視点を持っておくだけで、
気負わず、自然体でスタートできます。
「夫婦で何かを始める」こと自体が尊い
新しいことを始めるのに、年齢は関係ない。
——これは、俺がこの3年間で、強く実感したことです。
大切なのは、どちらかが勇気を出すこと。
ちょっとだけ前に出て、「一緒に行ってみようか」と言うこと。
はじめはおっくうでも、
ふたりでやってみると、不思議と笑いが生まれる。
「あれ?こんなに会話、してたっけ?」って。
そんな些細な変化が、
夫婦の「温度」を、ゆっくりと上げてくれます。
人生の後半戦。
夫婦で過ごす時間は、これからが本番です。
ほんの小さな一歩でいい。
まずは、「一緒に何かをやってみる」という決断から。
その一歩が、ふたりの未来を、やさしく照らしてくれます。
まとめ 夫婦で過ごす「これからの時間」が、もっと豊かになるように【夫婦でジム通い】

50代、60代。
仕事も、子育ても、ひと段落。
ふと振り返れば、そこには“夫婦ふたりの時間”が、静かに横たわっている。
それは、
若い頃にはなかった、特別な自由。
けれど同時に、
どう過ごしていいかわからない、「余白の時間」でもあります。
「こんなに長く一緒にいるのに、今さら何を話せばいいんだ?」
そんな戸惑いを感じたあなたに、伝えたい。
■夫婦の関係は、いつからでも、やり直せる
■一緒に何かを始めることで、新しい会話が生まれる
■共通の体験は、心の距離を近づけてくれる
たとえそれが、週に1回のジム通いでもいい。
15分の散歩でも、近所のカフェで過ごす時間でもかまわない。
大事なのは、「ふたりで一緒に」ということ。
俺は、その時間を取り戻せなかった。
だからこそ、今この記事を読んでくれたあなたには、
ぜひ、その“豊かな時間”を味わってほしいと思います。
ふたりで笑う。
ふたりで歩く。
ふたりで、何かを始める。
その小さな一歩が、
これからの暮らしを、やさしく照らしてくれるはずです。
最後に 今日のこの気持ちを、どうか忘れないでください【夫婦でジム通い】

この記事を読み終えた今、
「ちょっと何か、やってみようかな」って思えた方へ。
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そして、次の週末にでも、パートナーにこう言ってみてください。
「ちょっとジム、見に行ってみない?」
それが、新しいふたり時間の第一歩になります。
いま動けば、未来はきっと、変わっていく。
「人生、これからよ!」
